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マグニチュードが2違うと力は何倍?

今さら聞けない地震の基礎知識。

最近、大きな地震が続いています。

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過去10年間で発生した主な地震の時系列です。
2007年に能登半島地震(Mj 6.9震度6強)、
2007年に新潟の中越沖地震(Mj 6.8震度7)、
2011年に東日本地震大震災(Mj9.0震度7) 、
2015年に小笠原諸島西方沖地震(Mj 8.1震度5強)、
2016年に熊本地震(前震、本震)(Mj 6.5震度7)、
2016年に鳥取県中部地震(Mj 6.6震度6弱)と
震度7クラス、マグニチュード6から8と大きな地震が来ています。

 

「震源」「マグニチュード」「震度」などとよくテレビや
インターネットの「地震速報」で地震に関する用語は聞き慣れていますが、
その用語の意味を今一度再確認したいと思います。

知っておきたい「地震に関する用語」
2016年4月14日に発せしました熊本地震(前震、本震)。本震かと
思っていたがその後の震度7の余震が続き、その後に最初を「前震」、
地震発生から数日経っても大きな揺れが続き、余震後に「本震」と。

 

日本は地震の予知、予報に関しては世界でもかなり進んでいますが
今回の前震、本震は予知は難しいようでした。

 

地震は特定の場所に起きているのではなく予測の範囲以外の熊本や鳥取県
でも起きています。普段からいつ来てもいい、と常日頃から備えることが
必要とおもいます。地震が起こってからは正しい情報を入手し、
今までの経験やその都度の大震災発生後のことを踏まえて的確な判断を
下していくことと、他人事ではなく1人1人がやっていくしかありません。

 

気象庁やニュースなどで使われる「震源」「マグニチュード」「震度」の
「地震に関する用語」のおさらいが必要になります。

 

地震が発生すると、気象庁が以下のような情報を流します。

 

“平成28年xx月xx日xx時xx分 気象庁発表
xx日xx時xx分頃地震がありました。
震源地はxx県xx地方(北緯xx.x度、東経xxx.x度)で、
震源の深さは約xxkm、地震の規模(マグニチュード)はx.xと推定されます。
各地の震度は次の通りです。”

 

その後津波に関して情報があります。

 

「いつ、どこで、どのくらい」という3つを理解します。
「いつ」は発生した時間です。「どこで」は「震源地」ですが、
本当に地震が発生したところを「震源」と言います。
地下です。その真上の地点を「震央」と言いますが、
一般に報道されるのは「震源地」と言われています。
ですから、震源については「深さ」が伝えられます。

 

「どのくらい」には2つの表し方があります。
「地震の規模(マグニチュード)」というのがあります。
簡単に言えば「エネルギーの大きさ」です。
どのくらいのパワーが出たのかです。

 

この数字が大きいほど、地震発生のパワーが大きい、ということです。
1段階違うと約32倍違います。

2段階違うと、
32×32=1,024ですから約1,000倍違う、
ということです。

 

もうひとつの「どのくらい」は「震度」です。
「ある地点でどのくらい揺れたか」です。
同じ地震でも、震源地が遠くでは小さくなり、震源の近くでは大きくなります。
0~7の10段階あります。

 

昔は0~6しかありませんでしたが、阪神淡路大震災後の大きな地震があり、
被害の状況を把握していく中で、「震度7」が加わり改定されました。
震度5からは弱・強の2段階に表記が変わります。
以前は「気象庁の職員の体感」だったのが、今は機械で測定しています

 

 

マグニチュードが小さい地震でも、震源が浅ければ、
その震源地に近いところでは非常に強い揺れが発生します。
ある地点で実際にどれだけ揺れたのか、というのが震度です。
かこ10年間に発生しました地震の震源の深さ、規模と揺れの大きさで
地震の規模となります。

 

伝えられる情報から、できるだけ早く、正確に情報を把握し、
自分の身と家族を守り、そして、周りの人を助ける判断をしていきたいものです。

 

 

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