10年ぶりの北海道の札幌の旅で見たカニ市場の考察
夏に比べて秋の方が楽しみが増えるような気がします。
さて、マーケットとマーケティングのことを考察してみました。
10年ぶりのカニ市場はタラバ蟹、毛蟹、その他の海産物を
10年前は宅配で自宅まで送った覚えがあります。
今だに自宅に電話やDMが来ています。顧客名簿を大切にして
いることもあって夏や年末に限定ですが電話やDMが来ます。
その時購入したのが毛蟹とたらば蟹の足とメロンを
宅配の入れ物に入れて送った記憶があります。
今回、10年ぶりに同じカニ市場に行きました。
当時の様子と店の場所は同じですがお店の中のレイアウトが
変わっていました。何より価格表示の札に当時はなかった
日本語以外の表記がされていたことに驚きました。
ロシア語、中国語、一部に韓国語で表記していました。
お店の人は外国人の接待はできるのかなと余計な
心配をしたものです。売れているから
多分出来ているのだろうと思います。
気になるカニの価格は、毛蟹の価格は当時と比べて
高くなっていました。採れる時期により価格は変動しますから
今回はかなり高くなっていました。少なくとも安いなという
10年前の感動はありませんでした。
今回、10年ぶりに北海道に渡りましたが、自慢ではないが
新潟に住んで、いまだに佐渡島まで海を渡っていません(笑)
当時と違うとすれば、携帯電話もガラケイのみ、
ダブレット、iPad、SNSはありません。
ネット環境は当然違います。
当然当時とは経費は違っていると思います。
広告宣伝費や人件費なども違っています。
価格は、値引きすると商品は売れるが利益の確保ができず、
その会社は長続きができないことは有名です。
会社を起業して5年存続する率は何%か?
それが10年か存続する会社は何%か?
公的データにも出ていますのでびっくりするぐらいの数字です。
日本での企業は260万社(国税庁調べ)が存在します。
5年後企業として存続するのは15%未満と言われています。
10年となればわずか約7%と。企業の経営はすごく難しものがあります。
ビジネス書を紐解くと、ノウハウがぎっしりあり、その中では、
会社の存続の為には、“今と同じやり方でなく”、
“今と同じ考えでなく”、”今と同じ人でなく”
絶えず変化をしていかなくてはならないと書いていました。
私もそう思います。
具体的には、毎日がマーケティングであったり、PDCAを活用したり、
見える化などで去年との比較、「昨対」問題をあぶり出し、
解決していくことが大切でした。
「毎日がマーケティング」、市場にはどんな内容でしょうか。
どのような状態になっているのでしょうか。
2008年より人口は下降してきました。
マーケット(市場)も全体には小さくなっていきます。
よく、ビジネス書には、マーケット(市場)には、
「ライバルとお客様しか存在しません」と。
その為には、必要な戦略と戦術必要となります。
戦略は、強者の戦略と弱者の戦略があります。
強者の戦略では、大きな市場を狙い、大きな広告費とメディアを有効活用する
物量作戦です。テレビや雑誌などでのCMの他、インターネットなどの
マルチメディアによる宣伝方法があります。
また、インターネットに限定すれば、ホームページにバナーを張り、
SEO(検索エンジン対策)で関連するワードをできるだけ上位表示する
総合的なサービスの満足度を上げる、
などオールラウンド的な戦略が強者の戦略と言われています。
逆に弱者の戦略でいえば、ターゲットとするユーザーの興味・関心を持つ、
媒体などの局地戦に集中して宣伝活動を行わなければならない。
SEOなどでも特定のワードだけでは強者より上位に来るような戦略が必要です。
また、想定のターゲットとするユーザーの興味が高い
ホームページやブログからの誘導し、メールでの個別アクセスなど、
局地戦のような戦略が必要になってくることが弱者の戦略です。
エリアを絞って狭いエリアで戦う弱者の戦略で1位を狙い、
そうすれば大きなエリアでも勝てる要素が高くなります。
そのエリア割合があります。それは、「シェア率」です。
シェア率の基準にはその割合により呼び名が変わってきます。
拠点目標値の2.8%から市場全体に影響を与えるようになり、
シェア争いに有効な10.9%の影響目標値まで上げると安定的になり。
トップの地位に立つことができる強者の最低条件の26.1%と
ある程度になってから強者の戦略も可能となります。
企業が生き残るには大変なお金と叡智が必要になります。
そのことを10年前のカニ市場のお店が10年ぶりに札幌に行って
見たことから学ぶことができました。
ビジネスのチャンスは身近にあります。
チャンスは前髪しかないといわれます。
まえから通り過ぎて、
後ろ頭は坊主で髪の毛を掴むことができませんから、
チャンスはいつ訪れるかわかりませんので、
その為、常に備えて整えておく必要があります。
その為には、健康でなくてはなりません。
体が健康、心が健康、頭が健康でなくては、
正しい判断ができなくなります。
例えば、借金で追い詰められていては、
頭では正しい判断ができないように。
直ぐに行動したいが心が付いていかなければどうにもなりません。
病気で入院していれば行動に移すことができません。
健康でなければチャンスをつかむことができません。
そのためにもチャンスに備えて整えておくことが肝要と思います。
北海道の札幌のカニ市場で、
10年ぶりのお店での感想に思いを巡らしました。
*****—-*****——*******—–*******
※コピーライティングとのマーケティングメルマガの登録は、
下記にお名前とメールアドレスを下記フォームにお書き入れ送信してください。
送信後、後ほどご記入しのメールアドレスにお届けします。