「ホームページから問い合わせが来ない…」サイトが陥る3つのミスと改善策
「アクセスはあるのに問い合わせが増えない」「広告を出しても成約に繋がらない」
士業・コンサル事務所のWeb担当者から最も相談の多い悩みです。
原因はSEOでも集客経路でもなく、実は“デザインミス”であるケースが非常に多いのが実態です。
士業サイトのユーザーは「専門知識が少ない」または「不安を抱えた状態」で訪問するため、デザイン1つで離脱してしまいます。
この記事では、士業サイトが陥りやすい3つのデザインミスと、今日からすぐ改善できる対策を解説します。
1. ミス①:専門用語だらけで“サービスの全体像”が理解できない
士業サイトには専門用語が多く、ユーザーは目的地にたどり着く前に「読めない・理解できない」状態になってしまいます。
これが問い合わせに繋がらない最も多い原因です。
よくある失敗例
- 業務内容が難しい言葉ばかりで理解できない
- 料金ページの説明が抽象的で不安を招く
- 専門性を強調するあまり「誰のためのサービスか」が伝わらない
改善策:専門用語は“翻訳”して、図解で補う
- 難しい用語には「補足テキスト」をつける
- サービスの流れを図で示し、直感的に理解できるようにする
- 対象者(例:経営者・個人事業主・相続で困っている方)を明記
サービス理解が深まると、不安が解消され、問い合わせに進みやすくなります。
2. ミス②:CTA(お問い合わせ導線)がわかりにくい・少ない
「問い合わせが来ない」サイトの8割は、CTAが不足しています。
ユーザーは「問い合わせよう」と思っても、その瞬間にボタンが見当たらず離脱してしまうのです。
よくある失敗例
- ページ下部にしか問い合わせボタンがない
- ボタンが小さく目立たない
- CTAの文言が抽象的(例:ご相談はこちら → 何の相談?)
改善策:3つの場所にCTAを設置する
- ① ファーストビュー直下
- ② 説明ブロックの区切り部分
- ③ ページ末尾の大CTA
当サイトのお問い合わせフォームはこちら:
お問い合わせフォーム
CTAは「メリットを伝える文章+行動を促すボタン」のセットにするのが最も効果的です。
3. ミス③:信頼性(E-E-A-T)が伝わらないデザイン
士業に依頼するユーザーは「失敗したくない」という強い心理を持っているため、信頼の見える化は必須です。
よくある失敗例
- 代表者の顔写真がない
- 実績が文章だけで、具体性がない
- お客様の声がなく、信用が形成されない
改善策:信頼を「視覚化」してE-E-A-Tを強化する
- 代表者写真+プロフィールをカード型で掲載
- 実績は「件数・地域・対応内容」で具体化
- お客様の声を顔写真付きで掲載(許可があれば)
Googleが重視するE-E-A-Tを示すことで、SEOだけでなく問い合わせ率も大幅に向上します。
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成功事例:問い合わせ数が3.2倍に増えた士業サイトの改善ポイント
以下のような改善で実際に問い合わせ数が大きく伸びた事例があります。
- CTAボタンを3倍に増加
- 料金表を「わかりやすいプラン表」に変更
- 専門用語にポップアップ説明を追加
- 実績ページをカード型レイアウトに変更
これだけで、問い合わせ数は1ヶ月で3.2倍に増加しました。
士業サイトは改善ポイントが明確な分、成果が出るのが早いのが特徴です。
まとめ:問い合わせが来ないのは“デザインミス”で説明できる
士業・コンサルサイトで問い合わせが増えない理由の多くは、デザインや構造の問題です。
逆に言えば、今回の3つを改善するだけで問い合わせ率は確実に伸びます。
- ① 専門用語の多さ → 具体化・図解で改善
- ② CTA不足 → 3箇所設置で改善
- ③ 信頼性不足 → E-E-A-Tで改善
さらに具体的な改善診断をご希望の場合は、こちらよりご相談ください。
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