【失敗事例で学ぶ】CVRを激減させる「5つのフォーム設計ミス」と改善ツール3選

デザイン戦略とCVR

【失敗事例で学ぶ】CVRを激減させる「5つのフォーム設計ミス」と改善ツール3選


■ はじめに:アクセスはあるのに「問い合わせゼロ」の焦り、ありませんか?

「Googleアナリティクスを見ると毎日アクセスはあるのに、問い合わせは1件も来ない…」
—— こうした悩みを抱える中小企業・士業事務所のWeb担当者は少なくありません。

実際、ある士業事務所の担当者は「サイトは見られているのに、問い合わせだけが動かない…」という状況が半年以上続き、不安が限界に達したそうです。

しかし、原因は意外にもシンプルでした。
“フォーム設計のたった数箇所のミス”が、CVRをゼロに近づけていたのです。

この記事では、実際にあった「問い合わせが激減した失敗事例」→「原因分析」→「改善して成果が出たポイント」というストーリー構成で、再現性の高い改善策をまとめました。

最後には、あなたのWebサイトを無料で診断できるチェックシートと改善ツールも紹介します。

■ 失敗事例1:入力項目が多すぎて離脱率72%に

ある行政書士事務所では、見積り依頼フォームに17項目もの入力欄を設置していました。
「せっかく依頼を受けるなら情報は全部ほしい」という気持ちは理解できますが、ユーザーからすると負担が大きすぎます。

分析すると、スマホ利用者の72%が1ページ目で離脱していました。

【原因】
・入力数が多く、負荷が高い
・スマホでの表示が窮屈でストレス
・「必須」の赤マークが多すぎて心理的圧迫がある

【改善】
・項目を17 → 9に削減
・ステップフォーム(3画面構成)へ変更
・名前・メール・相談内容以外は任意化

改善後、CVRは0.4% → 2.8%(約7倍)に上昇しました。

→ 改善項目を体系的に見直すには
Web担当者向け:デザインチェックリスト32項目

■ 失敗事例2:フォームボタンが視認されず送信率が激減

別の税理士事務所では、送信ボタンが背景色と同化し、ボタンが「そこにある」と気づかれないという致命的な問題がありました。

【原因】
・CTA色と背景色が近く、ユーザーが見つけられない
・ボタンのコピーが「送信」だけで弱い

【改善】
・CTA色をブランドカラーの濃紺に統一(過度な原色は避けた)
・ボタン文言を「無料で相談する」に変更
・ファーストビューにもCTAを配置

改善後、送信完了率は1.3% → 4.1%へ。

関連:施策前に必ず読むべき
売れるWEBサイトは“デザインの前に戦略あり”

■ 失敗事例3:感覚だけで改善し迷走 → データで改善したらCVRが2.3倍

多くの企業が陥るのがこのパターンです。

「ボタンを赤にした方がいいかも?」「項目を減らしたら良いはず…」
—— こうした感覚頼りの改善は、運が良くなければ効果が出ません。

しかし、あるコンサル事務所では分析ツールを導入してユーザー行動を可視化したところ、
・離脱ポイント
・スクロールの止まる箇所
・クリックされない導線
が明確になりました。

【改善】
・ヒートマップ分析 → 無視されているボタンを改善
・必須項目の削減 → 入力完了率の向上
・離脱が多い箇所にFAQを追加

結果、CVRは1.1% → 2.6%(約2.3倍)へ。

データで改善するなら:
データに基づいたデザイン改善:中小企業が「感覚」を捨ててCVR改善

■ CVR改善に役立つフォーム最適化ツール3選

  1. formrun(フォームラン)
    ドラッグ&ドロップで簡単に設計。ABテストやCV計測も可能。
  2. Googleフォーム + GA4
    無料でシンプル。小規模士業・事務所に人気。
  3. アスメル(メルマガ連動)
    フォーム → ステップメール配信まで一体化でき、CV後のフォローに最適。

■ まとめ:あなたのサイトも、フォーム改善で大きく変わります

フォーム改善は「地味な作業」に見えるかもしれません。
しかし実は、もっとも費用対効果の高い施策です。

今回紹介した事例のように、
・入力削減
・CTA改善
・分析導入
といった取り組みだけで、問い合わせ数は大きく変わります。

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